「おやじ。もういいよ」絞りだすようにそう言った息子の顔は悲しみに耐えるかのようで私も切なくなりました。初参加の際のことでしたが、要領も分からずに突き進み、結果として本人同士の顔合わせまでにも至らなかったのです。そんな経緯がありしばらく遠ざかっていましたが、その間縁談も無く、やっぱりこれしかないと再挑戦したのが4月のことでした。息子も40歳を目前にして再び前向きになってきたようで、持ち帰った3名様の資料に身を乗り出してきました。この息子の意欲と時期がそうさせたのでしょうか。結局その中のお1人と良い交際をさせていただくようになりました。これが成就するかは“神のみぞ知る”ことですが、このような良い方と出会えたのは以前の失敗があったからで、「縁とは不思議なもの」との感を強くいたしました。私たちは、この“親おや”から希望をいただきました。