母の勧めで31歳で入会しました。今まで、学生時代の友人や社会人になってからのお付き合いは数人とありましたが結婚に至る気持ちになることはなく過ごしてきました。気が付くと遊び仲間は次々と結婚し、このままでよいのかと不安でいっぱいでした。
カウンセラーの方からは「周りが結婚したからと焦って闇雲にお相手探しをするのではなく、自分が思い描いている家庭像を一緒に作っていけるような方を、冷静に判断して見つけてくださいね。あなたはそれができる方よ」と励ましていただき、気持ちが楽になりました。
希望条件内の方数名とお見合いをしましたが、将来に対しての考え方や好みに違和感を覚え、また自分が良いと思っていてもお相手の気持ちが違えば、そこまで。婚活って大変だなあと落ち込みかけましたが、担当カウンセラーに「この苦労が良い思い出になるよう、一緒に頑張りましょうね! 誰にでも笑顔を絶やさなければ幸せはやってきますよ」との言葉に支えられ、もうひと踏ん張りしようと思いました。
コロナ禍でマリックスでもオンラインお見合いが始まり、zoomで顔を合わせただけで判断できるかしら?と戸惑いを感じつつ、私もチャレンジすることになりました。
自宅のリビングでノートパソコンを開き、緊張しながら開始時刻を待ち、カウンセラーの方とお相手が画面に登場。ご紹介を受けた後二人だけの会話になりましたが、彼の爽やかなブルーのネクタイと、包容力の笑顔に惹きこまれました。その時は必至で、移動してのお茶タイムもなかったので、会話の内容は覚えていませんでしたが、直ぐにカウンセラーにもう一度お会いしたいと交際希望の返事を入れました。
その後、実際にお会いできる環境ではなかったので、ひと月ほどオンライン会話を楽しみながら、お互いの仕事や趣味や将来を語り合いました。何よりも私が結婚したいと感じたのは、彼は決してマザコンタイプではないのですが、ご家族のことを楽しそうに語られる時です。私も両親に可愛がられて育った思いがあり、この人なら自分の家族も大切にしてくれると確信をもてました。彼も私に対して同じように考えているようでした。
お見合いから3か月後、プロポーズを受け婚約しました。
カウンセラーの方のアドバイスは「こういうことだったのか」と実感できました。
直ぐに会えないかこそ、会えた時に行きたい場所やしたいことを計画する時間があったことが未来に繋がったのかもしれません。
コロナという厳しい状況下でも幸せを掴みました。何ごとも他人や逆境のせいにはせずに、自分の気持ち次第! 前向きに生きていくことは大切だと学んだ気がします。