コロナで出社できなくなり、全社員にノートPC、営業職にはスマートフォンを貸与することで始まったテレワーク。
テレワークはシフト勤務のローテーションの一部として、前月に決定することで、通常業務の一部になりました。
2025年1月から2月、テレワーク定着強化の取組
1.社長に任命されプロジェクトチームを結成。
2.プロジェクトチームの決定事項
・1日のテレワーク時間の実態調査
コアタイムは規定しないので、数分から7時間まで幅があった。平均は4時間。
・時給計算方法
1分単位での時給計算。
・出勤日数
テレワーク時間の1ヶ月合計を5で割ったものを実出勤日数の加えることで、翌年の有給休暇日数に反映させる。
・中抜け時間制度(従来中抜けは1回だけだった)
家事、介護との両立に向け、オンラインタイムカードの就業時間分割(中ぬけ)を6分割できるようにする。
3.運用実績の確認
シフト勤務の一部としているので、ほぼ毎日だれかがテレワークしている。
中抜け時間制度は有効に活用されている。
4.課題
・家事、介護との両立には、勤務時間を分割できる中抜けが必要だった。
従業員へのアンケート実施
1「テレワークについてどう感じていますか?」
2「テレワークで生活リズムは崩れていませんか?」
3「職場に出社しているときよりも生産性が落ちてはいませんか?」
4「日々の業務でやるべきことや求められていることを理解できていますか?」
5「テレワークでの働きやすさを向上させるために、会社としてやるべきことはありますか?」
6「勤務中に休憩をこまめに取っていますか?」
7「テレワークになってよかったことを教えてください」
8「テレワークになって不便な点や困ったことを教えてください」
9「機会があれば業務で関わりのない社内のメンバーとコミュニケーションを取りたいですか?」
10「今後もテレワークを継続したいですか?」
11「テレワーク用に買ったものや、まわりにオススメしたいグッズがあれば教えてください」
12「テレワークを上手くすすめるコツや、上手くいったアイデアがあれば教えてください」
13「業務時間とプライベートのオンとオフを切り替える方法はありますか?」
14「テレワークと家事、介護との両立についてどう考えますか?」
15「テレワークの時給計算方法についてどう思いますか?1分単位で集計し、締め日に15分単位で丸める。テレワーク時間の合計を5(時間)で割ったものを実出勤日数に加える。」
トップマネジメントからのコメント
従業者の負担を軽減するため、在宅勤務、フレックスタイム制、時差通勤制度、中抜け時間制度を柔軟に活用する。
出社、在宅、フレックス、時差はシフト勤務表作成時に決定するが、体調、家事、介護などの理由を問わず柔軟に対応する。