お見合い当日、時間ぴったりくらいに到着予定でエレベーターを待っていました。
そこに、ある男性が、ダッダッダッと大きな音がして、汗をかきながら慌てて猛ダッシュしてきました。
びっくりして顔を見ると、どこかで見た顔。その日のお見合いのお相手だったのです。
なんとなく気まずく黙ってエレベーターを降りましたが、目的地も当然同じ。
お見合いのお部屋で、カウンセラーから紹介を受けましたが、
なんとなく既に知り合いのような気持ちで、しかも、大慌てで走ってくれていた姿がとても好印象、いい方なんだろうなと感じました。
彼とのお見合いの前に、何人かとお会いしましたが、遅刻してくる方もいました。
時間に細かすぎるのは苦手ですが、彼の場合、時間にきっちりしているそのままが彼の性格で、交際開始からまめに連絡をくれて、
いつも私が楽しんでいるか気にかけてくれて、今まで、こんなに大事にしてくれた人はいないと断言できるところが、結婚の決め手でした。
中高男子校出身の彼は、ちょっと不器用に感じるところもありますが、
私の家族にも安心して紹介できるし、温かい家庭を築けそうと思うことができる人に出会うことができて今は幸せです。
大好きな祖父と祖母にもウエディングドレス姿を見せられそうで、本当に嬉しいです。
マリックスへの入会を勧めてくれた母にも感謝しています。