34歳の娘は薬剤師です。女子中女子高から薬学部を出て調剤薬局勤めという、男性との縁が薄い環境にいたせいか、縁談どころか男の影すら見えません。もっとも本人はいたって暢気で、同性の友人たちと旅行だ観劇だと遊び回っていました。結婚するなら１歳でも若い方がいいと考えるのはもう古いかもしれませんが、せめて危機意識は共有してもらいたいという気持ちから“親おや交流会”に参加して親子で婚活を始めることにしました。既に２回参加して、３名の方とご縁ができ、今は一人の相手に絞って結婚前提の交際に入りました。何事もなく今の方とゴールインできれば、親としての最後の役割を果たすと同時に、肩の荷を降ろして身軽になれるのに、なんて今から夢想しています。
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