開始前に、一人のお父様とお話しする機会がありました。ご子息様は最近まで婚活に興味が無かったのですが、親しい友人が結婚したことに刺激を受け、気持ちに変化が生じたとのことでした。その際に身上書とお写真も見せてくださいました。拝見させていただくと「この方は間違いなく人気になる」と確信できる内容だったものですから思わず、「今日はお忙しくなられそうですね」と申し上げました。でも、「そうかなぁ?」との自信無さそうなお言葉が返ってきました。それほど交換には至らないとお考えだったので、半信半疑のご様子でした。
この方のように、開始前はそんなに多く交換できるなどお考えではない方は意外に多くお見受けします。始まってみると交換は案外スムーズで、殆どの皆様が想定以上の交換をなさいます。勿論このお父様も身上書が足りなくなる程のオファーが入り、コピーの依頼をお受けしました。「全員の方とはお会いできないので、10名の方は泣く泣くお断りしました」と笑顔でおっしゃって「帰って息子と相談しなくては」と言い残し、足早に会場を後にしました。婚活するのは確かにお子様本人ですが、その活動を陰で支えているのは親御様の頑張りなのですね。