始まりは知人の紹介でした。「とても良かったから行ってみたら?」と薦められました。息子も40歳を過ぎて、私の中には焦りの気持ちが生まれてきていました。「このまま一生独身でいるのではないか」という心配が日増しに大きくなってきていた時期でした。「年齢的に相手にされないのではないか?」という疑念を抱きつつ出かけることにしました。
聞いていた通りすごい人数でした。早速リストチェックから始めました。当日のリストには息子にピッタリ合いそうなお嬢様たちが本当に沢山載っていたものですから、ともすれば舞い上がりそうな気持ちを抑えながら拝見させていただきました。何人かの女性の親御様から声を掛けていただき「息子にも商品価値があったんだ」と嬉しく思いました。会場内に満ちる熱気の中で、且つ素晴らしいお嬢様たちのリストを眼にして、平常心を保つのが大変なのは私だけではなかった筈です。結果として、声を掛けた方とではなく、声を掛けていただいた方と今良い交際に入ったところのようです。本人であっても親であっても、「出会いのチャンスは逃すな」ということを知りました。